2026-03-13 公開

施設警備員の仕事内容とは?1日の流れをわかりやすく紹介

「施設警備員ってどんな仕事をしているの?」「きつくないの?」——これから施設警備の仕事を始めたい方にとって、具体的な業務内容や1日の過ごし方は気になるポイントですよね。この記事では、施設警備員の仕事内容と1日のスケジュールをわかりやすく紹介します。

施設警備員とは?

施設警備員とは、オフィスビル・商業施設・マンション・ホテル・病院・工場など、さまざまな建物に常駐し、安全を守る仕事です。警備業法では「1号警備業務」に分類されます。

基本的に屋内での業務が中心で、空調の効いた環境で働けるのが特徴です。複数名のチーム体制で勤務し、約1時間ごとにポジションをローテーションしながら業務にあたります。※施設により異なります。

施設警備員の主な仕事内容

施設警備のお仕事は複数のポジションにより成り立っています。それぞれの内容を見ていきましょう。

1

受付・出入管理

施設の入口で、従業員や来訪者・配送業者などの対応を行います。入館証の発行・回収、来訪者リストの記録、工事業者への鍵の受け渡しなども含まれます。施設の「顔」として、丁寧な対応が求められるポジションです。

2

モニター監視(防災センター業務)

防災センター(管理室)で、防犯カメラの映像や火災報知器・各種警報機器のモニターを監視します。異常を検知したら、現場確認や関係者への連絡を迅速に行います。座って行う業務が中心で、体力的な負担は少なめです。

3

巡回

施設内を定期的に歩いて回り、不審者・不審物の確認や、設備の異常がないかをチェックします。一般的にはエレベーターで最上階まで上がり、階段で各フロアを確認しながら下りるパターンが多いです。

4

開閉館・鍵管理

施設の開館前・閉館後に、各フロアや出入口の施錠・解錠を行います。照明や空調の操作、セキュリティシステムのセット・解除なども含まれます。

5

緊急時対応

火災報知器の発報、急病人の発生、不審者の侵入などの緊急事態に対応します。日常的に発生するものではありませんが、いざという時に冷静に判断・行動することが求められます。定期的な訓練が行われるため、未経験の方でも安心です。

概ね約1時間ごとにポジションをローテーション

同じ業務が長時間続かないので、集中力を保ちやすく負担が分散されます。

施設警備員の1日の流れ(当務の場合)

施設警備の勤務形態のうち、最も代表的な「当務」(24時間勤務)のスケジュール例をご紹介します。当務は1回の出勤で24時間勤務するため、出勤回数が少なく、まとまった休みが取れるのが特徴です。

09:00

出勤・朝礼

前日の引き継ぎ事項を確認し、その日の担当ポジションを割り振り。

09:30

受付業務

エントランスで来訪者対応や入館手続き。

10:30

巡回

施設内を巡回し、各フロアの異常有無を確認。

11:30

モニター監視

防災センターで防犯カメラ・警報機器を監視。

12:30

昼食休憩

交代で1時間の休憩。

13:30

受付業務

午後の来訪者対応。工事業者の出入りが多い時間帯。

14:30

巡回

午後の定期巡回。

15:30

モニター監視

防災センター業務。

17:00

閉館業務

退館確認、各フロアの施錠、セキュリティセット。

18:00

夕食休憩

交代で1時間の休憩。

19:00

夜間モニター監視

夜間は主にモニター監視と巡回の交代勤務。

22:00

巡回

夜間巡回。照明や施錠の最終確認。

00:00

仮眠

約4〜5時間の仮眠時間。仮眠室で休めます。

05:00

起床・巡回

早朝巡回。開館準備の確認。

07:00

開館業務

各フロアの解錠、セキュリティ解除、照明・空調の起動。

08:30

引き継ぎ

次の勤務者に業務を引き継ぎ。

09:00

退勤

お疲れ様でした。翌日は「明け」で休みになります。

仮眠時間について

当務(24時間勤務)には必ず仮眠時間が設けられています。仮眠室が完備されている施設がほとんどで、ベッドや布団で横になって休むことができます。勤務明けの翌日は基本的に休みとなるため、身体への負担は見た目の印象ほど大きくありません。

施設警備に向いている人の特徴

落ち着いて行動できる人

緊急時の対応が求められる場面もありますが、日常業務では冷静さや注意力が大切です。慌てずに状況を判断できる方に向いています。

平和な日常を楽しめる方

施設警備の業務は、穏やかな時間が続くことがほとんどです。大きなトラブルが起きない平和な日常をポジティブに過ごせる方にぴったりの仕事です。

人と接する仕事が好きな人

受付業務では来訪者やテナント企業の方と接する機会が多くあります。社会人経験やコミュニケーション力が活かせる仕事です。

未経験から施設警備員になるには

施設警備員になるために、事前に資格を取得する必要はありません。警備業法により、入社後に「新任教育」(20時間以上)の研修を受けることが義務付けられており、未経験の方でも基礎からしっかり学べる環境が整っています。

入社後に「施設警備業務検定(しせつけいびぎょうむけんてい)」という国家資格を取得すると、資格手当が支給される会社も多く、キャリアアップにもつながります。

まとめ

  • ・施設警備は屋内中心の業務で、体力的な負担が少ない
  • ・受付・モニター監視・巡回を約1時間ごとにローテーション
  • ・当務(24時間勤務)でも仮眠時間があり、明けは休み
  • ・資格不要・未経験から始められ、研修制度も充実

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